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今村雄一郎 個展 近づく / 離れる (領域)
approaching / leaving ( territory )
■ 開催概要 2010年代から続く加速し続ける通信・テクノロジーの進化の最中、世界的パンデミックを乗り越えた現代人は、時間的 / 空間的 / 肉体的な束縛から解放されつつあります。日々私たちは大量の新たな何かを取得し続け(させられ)、朦朧とした意識の中、そこから本当に必要な情報を見つけ多面的・多層的に認識し獲得する必要があります。
本展示のテーマは『自分以外の「何か」と関わる距離を見直し、元来そこにある空間を取り戻す』です。エドワード・T・ホール 『かくれた次元』にて定義された、人や事象との人間の感覚的な距離(近接学:プロクセミクス [proxemics] )を下敷きとした「7つの距離」が顕現された環境で、「何か」と対峙する距離を見つめなおすインスタレーション空間を展開します。
■ ステートメント 膨大な量の何か(X)が日々あなたを通過していく。
それらは事実も虚妄も本物も偽物も絡めとりながら、時間も場所も超えてあなたを通過していく。
立ち止まってただ待つこともあれば、おのずから向かっていくこともある。
目を閉じても肉体に流れ込んでくるそれらに鬱々としてくる。
自分がどこからどこで、何でできているのか、それらではないと言い切れるのか。
そのために、自分と自分以外(X)との距離を掴むことが必要だ。
■ 開催概要 ・展覧会名:今村雄一郎 個展 「 近づく / 離れる(領域) 」
・会期:2025年9月27日(土)~10月5日(日)11:00~19:00
・会場:(PLACE) by method(〒150-0011東京都渋谷区東1-3-1 カミニート14号)
・WEB:https://placebymethod.com/

Works

Exhibition

2024年 個展「麻痺への抵抗 "resist to paralysis"」@gallery full⇔empty, gallery DEN5

2022年 個展「ghostism」@MIDORI.SO GALLERY

CV

1983年 北海道生まれ。美術家。現代における「曖昧/ 狭間/ 内包」などの抽象を具現化し、
新たな価値を模索することをテーマにし絵画・立体・インスタレーションなどの形式で作品を発表している。
2024年個展「麻痺への抵抗 "resist to paralysis"」、2022年個展「ghostism / 幽霊主義」、2019年個展「Vitalism」開催。

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